「慰めがないときの慰め」 人はしばしば、苦しみに会うと、「どうしてこんなことに……」と原因を探りながら、過去のことを後悔して自分を責め、ますます落ち込んでゆくという空回りに陥ります。そして、将来への不安から呼吸さえも浅くなることがあります。本来、そんなときこそ、神に必死に祈るべきなのでしょうが、心の内側には神への不信が沸き起こっており、祈る気力すら湧かないということになります。そのようなとき、どうしたらよいのでしょう? 次へ目次前へ