キリストにある自由——ライフ・ライン

いかがお過ごしでしょうか。多くの方々は、新型コロナ、オミクロン株の感染のピークが間もなく来ることを期待しつつ、日々の務めに励んでおられることと思います。僕は今朝、三回目のワクチンを接種してもらいました。洋子も三日後に受けられます。ワクチンに関してはいろんな意見があります。僕の牧師の友人にもワクチン接種反対を主張している人が複数います。

僕としてはワクチン接種の義務化のような動きには賛成できませんが、自分が感染を広げる媒体にならないためには、今はこのようにするのが正しいことのように思っています。

使徒パウロはキリスト者に与えられた特権を次のように記しています

キリストは、自由を得させるために私たちを解放してくださいました。ですからあなたがたは堅く立って、再び奴隷のくびきを負わされないようにしなさい。
ガラテヤ5:1

これは、神の民とされるためには、割礼を受け、食物律法を守らなければならないと強く主張するユダヤ人クリスチャンへの反論として書かれたことばです。

今も、「クリスチャンはこうあるべきだ……」という無言の圧力を感じておられる方がいるかもしれません。また自由のために戦っている方がいるかもしれません。

しかし、使徒パウロは続けて次のように記しています

兄弟たち。あなたがたは自由を与えられるために召されたのです。ただ、その自由を肉の働く機会としないで、愛をもって互いに仕え合いなさい。
ガラテヤ5:12

人にはそれぞれ様々な事情や背景があります。それを社会全体の益のためには、「みなこのように行動すべきだ……」と強制される社会であってはなりません。しかし、互いに仕え合うという愛のゆえに自分の自由に制限を加えることも必要です。

ただそれは、一人ひとりが神の前で祈って結論を出すべきことです。私たちはそれぞれの良心の自由を何よりも尊重する群れであろうとしています。

ところで、先日放映されたライフ・ラインというキリスト教番組をご覧いただけます。コパンという賛美デュオ 堀井栄治兄、祥子姉ご夫妻です。昔と最近の辻岡健象先生、敏子姉も登場します。

改めて、神様は一人ひとりをユニークに創造してくださったということが伝わってくる番組でした。約20分ぐらいです、お時間のあるときにご覧いただければ幸いです。